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紋様石について

紋様石について

紋様石(もんようせき)とは、その名のとおり表面に自然の紋様のある石となります。

なお、模様(もよう)や文様(もんよう)という言葉もありますが、 模様はものの表面に表された図、絵、形などを指す言葉として広い意味で用いられ、文様は美術や工芸における模様の様式を指す言葉、紋様は織物や染め物、そして水石など特定の分野で慣用的に使われる言葉となります。

「 模様 > 文様 + 紋様 」といったイメージです。

話が脱線してしまいましたが、水石における紋様石では、石の表面の様々な模様(紋様)を愉しむものです。

菊の花紋様の「菊花石」や、梅の花紋様の「梅花石」も石の表面の紋様を愉しむことから紋様石の一種となる訳ですが、これらは特に有名過ぎて、各々「菊花石」、「梅花石」の名で水石界だけでなく、世間一般にも通用するものになっています。ですので、菊花石や梅花石が紋様石であると言ってみたところで、今更感がある訳ですね。

菊花石や梅花石を除けば、紋様石は水石の中ではどちらかといえば王道というよりはマイノリティになります。が、世間一般に理解されやすいのは断然、紋様石です。

おめでたい図案として、鶴、亀は紋様石の中でも特に人気がありますが、一文字の漢字もありますし、最近はアニメのキャラクターも見かけます。

緋山酔恭の山水石美術館より引用:


鶴-紋様石



 

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