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形について, About Shape

形について

ある石を水石として評価する場合、形の占める割合は非常に高いと言わざるを得ません。

個人的には形より質にこだわりがあるのですが、形を第一と考える方がマジョリティのようです。

これは底切り石を許容するタイプなのか、しないタイプなのかにも関係するのですが、 石そのものが好きで水石に興味を持ちだしたタイプの方は形より質に比重を置く傾向が強く、美術・芸術的趣向から興味を持ちだした方は質よりも形を重視するようです。

何はともあれ、水石はまず形により、遠山、島型、岩潟、土坡、段石などに分類されますし、情景を想像しやすい形であることが重視される訳です。

ただ、個人的な意見ですが、形による分類の型にはまらなくとも素晴らしい石は実際存在するので、 形ばかりにこだわるのではなく、その石の醸しだす全体の雰囲気や印象を「感じる」ことを忘れずにいたいと思うのです。



 

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